解決する課題・ニーズ

• 人事制度が企業のビジョンや戦略とリンクしておらず、形だけの制度になってしまっている
• 社員から望ましい行動を引き出すための設計になっていない
• 制度が複雑すぎる

人事制度設計・構築の流れ

人事制度の設計構築をする「構築フェーズ」と、制度説明会や導入研修・運用サポートなどで浸透を図る「運用フェーズ」の2段階に分かれます。

人事制度設計の特徴（構築フェーズ）

• 企業成長を実現するための手段としての人事制度設計
• 経営者や現場の要望をただ単にまとめた形だけの人事制度の設計は、事業成長や業績向上を実現するためのものにならない場合がほとんどです。人事制度は会社が実現したい社員の行動を決定するためのツールとして活用します。

• 経営理念や人事ポリシーに基づいた人事制度設計
• 組織・人材に対する基本的な人事ポリシーを導き出し、人事設計の軸として構築することにより、理念の実現を目指すためのツールとして機能します

• 社員が理解し機能している人事制度運用
• 人事制度は運用をしながら適宜運用ルールを現場にアジャストすることで、初めて機能します。設計だけではなく、現場で運用されるための方法やフォローアップも実施することが極めて重要です。具体的には、人事制度説明会を行い、目標設定・評価ルールを適切に伝え、最終的に人事評価での目線のすり合わせをする必要があります。

人事制度設計・構築コンサルティングのポイント

• 1.人事ポリシー起点で一貫したメッセージの設計
• 個々の仕組みがバラバラの方向で設計されたり継ぎはぎだらけの場合、仕組み自体が機能不全に陥ってしまいます。 企業の目指す姿（人事ポリシー）の実現に向けて、個々の仕組みを有機的に接続し仕組みの整合性を取り一貫性を持たせることで、組織としてのパフォーマンスを最大化していくことが大事です。

• 2.企業の事業・組織の変化に合わせた制度構築
• 事業が統合するということは、異なる文化融合を図るということです。それぞれの事業のビジネスモデルや企業ステージに応じた制度の在り方を意識し、組織規模や社員の状態に合った適度な精緻さ（曖昧さ）で描き、シンプルかつ運用柔軟性のある制度を構築することが必要です。

• 3.評価者の育成を踏まえた現場の運用力を強化
• どんなに良い人事制度を構築したとしても現場で運用されなければ意味がありません。管理職の力量に応じて実行支援機会を設けることが必須です。また単発の実行支援では終わらせず、現場での徹底運用に向けたフォローアップの機会設定やツール活用など実行支援のフローを構築することが重要です。